平成26年度科学技術人材育成費補助事業 「科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業」

平成27年度KEK NIP放射光利用技術入門コースの様子を紹介します

平成27年度に開催された放射光利用技術入門コースの様子をまとめて紹介いたします。
本コースは、放射光分析の代表的な手法であるX線吸収微細構造(XAFS)分析、X線回折、イメージング、小角散乱等の基本の習得を目指す3日間の入門コースです。
放射線作業従事者となるための手続きが必要なため、講習会と実技実習に2ヶ月強の間を空けています。平成27年度は以下の通り開催しました。
第1回 実技実習平成27年6月1日~2日(講習会は平成26年度2月26日に実施済み)
第2回 講習会平成27年8月31日、実技実習11月19日~20日
第3回 講習会平成28年3月1日

第1回実技実習 平成27年6月1日~2日
<小角散乱の実習風景> KEK-PF,BL-10C

清水伸隆准教授の指導のもと、アライアンス内2名、一般2名が参加し、BL-10Cの主要構成装置の説明、操作方法やビームの確認方法、立ち上げ方法を説明し、試料を用いた測定操作の実習と解析の実習を行ないました。

第2回講習会 平成27年8月31日

アライアンス内1名、一般2名の参加者に対し、小林克己KEK名誉教授、飯田厚夫KEK名誉教授、東工大植草秀裕准教授により放射光分析概要について講義を行ないました。






第2回 実技実習 平成27年11月19日~20日
<粉末X線回折(XRD)の実習風景> KEK-PF,BL-8B

佐賀山基准教授の指導のもと、アライアンス内1名、一般3名が参加し、BL-8Bの構成や光学系の調整方法についての説明、粉末試料のX線回折実験、リートベルト法による構造解析の実習を行ないました。

第3回 講習会平成28年3月1日

アライアンス内6名、一般10名の参加者に対し、小林克己KEK名誉教授、飯田厚夫KEK名誉教授、立命館大稲田康宏教授により放射光分析概要について講義を行ないました。








感想(抜粋)

∗ 実習で放射光を学んでみて自身の研究に活かしたいと思った。また今後積極的に放射光を利用し

   た分析を行ないたい。

∗ 放射光を用いた実験手法について具体的なイメージが湧いた。

∗ 放射光科学研究施設の利用を多くの人へ奨めたいと思った。

∗ 実際に体験できて、自分がユーザーとして今後使う際に必要な技能が学べた。試料の持ち込みが

   できた点も良かった。

∗ 精度の高いデータを得る為に放射光を利用する意義を感じた。