平成26年度科学技術人材育成費補助事業 「科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業」

平成27年度KEK NIP放射光利用技術上級コースの様子を紹介します

平成27年度に開催された放射光利用技術上級コースの様子を紹介します。

第一線の研究者による指導のもと、理論的側面と共に実験操作から評価解析の一連の工程をOJT的に履修し、深い習得を目指すコースです。
実施期間は12週間程度(週2日程度×12週間=24日程度)で、育成対象者のレベルや要望に応じて教官との間でプログラムの詳細内容と日程を個別に調整します。

平成27年7月3日~平成28年3月16日(計27日間) KEK-PF,BL-2A

組頭広志教授の指導のもと、光電子分光やX線吸収分光を用いた酸化物ヘテロ界面の測定および解析の実習を行ないました。






平成27年8月31日~平成28年3月16日(計16日間) KEK-PF,BL-8A/B,BL-16A

佐賀山基准教授の指導のもと、単結晶回折実験や、XMCD実験、リートベルト法を用いた粉末試料構造解析実習を行ないました。






平成28年2月10日~3月18日(計23日間) KEK-PF,BL-13A/B,BL-3B

間瀬一彦准教授の指導のもと、光電子分光用金単結晶(111)表面試料作製研修や、有機/金単結晶(111)の角度分解光電子分光測定研修を行ないました。








感想(抜粋)

∗ 高輝度の放射光を利用することによって、埋もれた界面の微弱な信号を効率手時に検出すること

   ができた。今後も引き続き放射光分光による電子状態評価を続けることによって、酸化物ヘテロ

   界面における界面強磁性の起源の包括的な理解を進めたい。

∗ 本研修を通して、放射光を用いた光電子分光法等の技術を習得することができた。また自主的に

   放射光を利用した実験を出来るようになった。今回得られた成果を元に実験計画を立て、遂行す

   る予定。

∗ 架台調整から試料のセッティング、解析用の本番データの取得方法など一通り、自身で実験を行

   なうことができるようになった。